写真で振り返る野外活動
2025年6月28日 14時52分朝、早い時間には、まだ雨が降っていました。集合も早く、予定時間より、やや早いくらいに学校を出ることができました。
バスに乗って出発です。
徐々に雨も上がり、野外活動センターに到着する頃には、日差しが雨上がりの木々に明るく映え、緑の美しさに心が浮き立ちました。
入所式を行い、荷物を研修室に入れて、まずは、カレー作りです。
食器や鍋、包丁など、道具の数を確認して、炊事棟に運びます。重い!
炊事棟では、火起こし係と野菜を切る係とに分かれて作業開始。
火起こしについては、所員の方がとても丁寧に指導してくださいました。
火起こしもバッチリ、いよいよカレーの具材を煮込みます。包丁の扱いは、おっかなびっくりの人もたくさん。それでも大きさをそろえ、火が通りやすいように切りました。「肉も切るんですか」という質問がたくさん。野菜と比べると、調理した経験はぐっと少ないようでした。
美味しく仕上がり、みんなで作ったカレーは、最高の味となりました。よくある飯ごう炊飯での「スープカレー」になった班は一つもなく、これには驚きました。(逆に、水分が足りず、沸かしていたお湯を加えて煮込んだくらいです。)
この後の、鍋磨きは、すすで黒くなった部分を磨くため、大変な作業となりましたが、同時に大変さやきれいになった達成感が心に残りました。この後で作る俳句でもこのシーンが登場するのではないでしょうか?事実、煮込みながら「梅雨の山…」と詠み始めていた人も、後には「梅雨の鍋」と、上五が変わってきていました。「でも、これだと鍋料理になるからなぁ…」などと話しながら、鍋を磨き続けました。所員の方も手助けしてくださったり、アドバイスをしてくださったりしました。とても感謝しています。
カレー作りを終え、片付けた人から、のんびりタイム。
レインボーハイランドには、シロツメクサがたくさん咲いていて、四葉探しに夢中になる人もいました。
見つけると、うれしくなりますね。
続いては、クラフト工作で、キーホルダーを製作しました。デザインを決めていたため、誰もがすぐに描き始め、色鮮やかなホルダーが完成しました。
さあ、この後はキャンプファイヤーです。先日もこのホームページで紹介したように、4時開始のため、明るい日差しの中での火の神登場。協力、責任、笑顔の火を分け、火の神と一緒に点火しました。
第二部は、思いっきり楽しみ、一部と三部は静粛にと、静と動のメリハリのあるキャンプファイヤーでした。
司会の人たちがとても上手に進行していたのが印象的でした。
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夕べの集い、夕食と、日程どおりに活動は進み、順調な一日目となりました。
食事係は、手際よく準備を進め、野外活動での食事タイムはとてもスムーズで、おいしく楽しい時間になりました。
部屋でのベッドメイキングは大変でした。2枚のシーツの間で寝るということがなかなかイメージできず、先生を呼んで助けを求める人がたくさんいました。
お風呂に入り、9時に消灯。野外活動センターの夜は、風も心地よく、街中とは違う空気を味わいました。
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二日目、朝からまばゆい太陽が輝いていました。
暑くなりそうだなと心配する朝でした。
オリエンテーションでは、班員の協力が大切になります。
高台からの見晴らしは最高でした。
最初に帰ってきたのはこちらの班。汗が光っています。
それぞれのポーズでゴールの記念写真を撮りました。
ゴール後に飲むオレンジジュースは美味しかったですね。
疲れを癒しながらも元気に過ごす5年生でした。
最後の食事をいただき、退所式です。
バスへの乗車や学校への移動が予想以上にスムーズであったため、解団式が早まりました。
一泊二日の野外活動、解団式では、代表者が学んだこと、考えたことをしっかりと発表しました。学年主任から「疲れた人」と言われて手を挙げた人は半数。続き、「楽しかった人」との問いには、一気に手が挙がりました。楽しかったと思えるのは、頑張ったということ。
体験活動によって得るものは大変大きく、学んだことが今後生かされるであろうと、楽しみにしています。
保護者の皆様、二日間、お世話になりました。