今日は、『静岡県の味めぐり』について、お話をします。
静岡県の浜名湖は、養殖うなぎ発祥の地といわれ、その歴史は100年以上あります。うなぎは、疲労回復に効果的なビタミンB₁が多く含まれているため、季節の変わり目で疲れがたまりやすい時期にぴったりの食材です。そのため、江戸時代から夏の土用の丑の日には、うなぎを食べる習慣があります。
また、静岡県にある竜爪山で栽培される「あさはた蓮根」は、徳川家康も好んで食べていた、といわれている上質なれんこんです。シャキッとした歯ごたえと粘り気のあるもっちりとした食感が特徴です。
今日の給食は、『うなたま丼』にうなぎを、『れんこんのきんぴら』にれんこんを使用しています。静岡県の郷土の味をおいしくいただきました。