
今日は、『高野豆腐』について、お話をします。
高野豆腐は、豆腐を凍らせて乾燥させた保存食です。寒い冬に豆腐を外に置き忘れてしまい、偶然できたと言われています。食感と味が良いので、色々な料理にして食べられるようになりました。
また、乾燥させているので保存がきき、少ない量でも、たんぱく質、カルシウム、鉄などたくさんの栄養がとれます。しかし、ビタミンCは含まれていないため、ビタミンCがたくさん含まれている野菜と一緒に食べると、より栄養バランスがよくなります。
今日は、高野豆腐をたっぷり使った丼です。味わっていただきましょう。

今日は、『給食当番の人に確認していること』について、お話をします。
給食の前、当番の人に「熱やかぜの症状はないか」「お腹は痛くないか」「気分は悪くないか」「手指に傷はないか」「爪は短く切っているか」「きれいな白衣、帽子、マスクを身につけているか」を確認していますが、なぜ、そんなことをしているか、考えたことはありますか。
給食当番は、クラスのみんなが食べる給食を運んだりつぎ分けたりする、とても大切な役割をしているからです。衛生面に気を付けて準備をすることは、インフルエンザなどの感染症の予防にもつながります。体調が悪い人は、担任の先生に伝えて当番を代わってもらいましょう。

今日は、『実りの秋』について、お話をします。
秋は、「実りの秋」といわれるように、穀物や野菜、果物などが多く実る季節です。
例えば、米やさつまいも、里芋、きのこ類、栗、柿、梨、りんごなど、さまざまな食べ物が実ります。
そして、この時期、秋の収穫を祝うために、日本各地でさまざまなお祭りが開催されています。愛媛県でも、各地で神輿や太鼓台、だんじりなどが出るお祭りがあります。
今日は、旬のさつまいもを炊き込んだ「さつまいもごはん」です。実りの秋に感謝していただきましょう。

今日は、『給食イングリッシュで紹介している「酢」』について、お話をします。
酢は、米・とうもろこし・果物などの糖分をもつ原料をもとに、まず「酒」を造り、それを「酢酸菌」で発酵させて造ります。日本料理の基本の調味料である「さしすせそ」の一つで、酸味を加えるために使われます。
酢の歴史は古く、紀元前五千年頃に作られたと考えられており、酒が自然に放置され、偶然できたのが始まりといわれています。その後、18世紀に、フランスで酢酸発酵が科学的に解明され、現代の酢の大量生産・流通へとつながりました。
今日は、切り干し大根の中華サラダに「酢」が使われています。おいしくいただきましょう。

今日は、『梨』について、お話をします。
梨は、果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたといわれています。現在のような甘みが強く、果肉の柔らかい梨は、明治時代以降に発見されたり品種改良されたりしたものになります。
9月に食べた梨は豊水でしたが、今日の梨は、新高です。梨の中でも遅い時期に収穫され、今、旬を迎えています。新潟県と、高知県の梨をかけあわせてできたため、県名の頭文字をとって「新高」と名付けられました。
新高の特長は、梨の中でも一番大きく重さもずっしりしているところです。また、果肉は柔らかく果汁がたっぷりで、甘みが強く、酸味が少ないです。
今が旬の新高を味わっていただきましょう。

今日は、『目の愛護デー』について、お話をします。
人は体の外から受ける情報の80%は目から入るといわれるほど、人にとって目はとても大切なものです。10月10日の1010を横に倒すと眉毛と目に見えることから、目の健康を守ろうと目の愛護デーがつくられました。
目の健康によい栄養素として、ビタミンAとアントシアニンがあります。ビタミンAは、目の粘膜を健康に保ち、不足すると暗いところで目が見えにくくなったり、目が乾燥したりします。にんじんやかぼちゃ、うなぎ、レバーなどに多く含まれています。アントシアニンは、目の疲れや視力の回復に効果があり、視力の低下を防ぎます。なすやブルーベリー、黒豆などに多く含まれています。
今日は、ブルーベリージャムを食べながら目の健康について考えてみましょう。
写真がありませんが、みんなおいしくいただきました。
今日は、『給食に使われている食品』について、お話をします。
給食では、特産品や旬の食材を取り入れた献立づくりをしています。特産品は、地域で特に盛んに生産される品物のことです。旬とは、食べ物が一番おいしくて栄養がたっぷりな時期のことです。
今日の給食では、生産量日本一を誇るはだか麦が入った「もち麦ごはん」、そして、旬の食材のさといもを使った「けの汁」です。
おいしくいただきましょう。

今日は、『鮭』について、お話をします。
みなさんは、鮭がどのような一生を過ごすか、知っていますか。
鮭は、秋に川で卵を産みます。産み付けられた卵はそのまま川で冬を越し、春になると赤ちゃんが生まれてきます。生まれた赤ちゃんのおなかには、栄養の袋がついていて、その栄養で育ちます。袋の栄養がなくなる頃には、川を泳ぎながらえさを食べるようになり、その後、少し大きくなると川から海へ旅に出ます。海では、いろいろな魚や生き物を食べながら、2年から5年かけて大きく育ち、生まれた川に戻ってきて、卵を産んで一生を終えます。
たくさんの旅をして、生まれた川に戻ってくるなんて不思議ですね。今日は「鮭フライ」です。味わっていただきましょう。

今日は、『秋祭りの行事食』です。
秋祭りは、米や野菜など食べ物がたくさんとれたことに感謝し、田の神様をもてなす行事です。神社から神輿が出たり、獅子舞いを奉納したり、地域によって神様のもてなし方は様々です。
松山では昔から祝い事や客をもてなす時に、ちらし寿司を作る習慣がありました。魚のだしのうま味をいかした甘めの酢飯と、瀬戸内の魚や野菜を混ぜ込む松山鮓は、最高のおもてなしでした。秋祭りには、神様に感謝の気持ちを込めて松山鮓を作り、お供えしてから食べていたようです。
今日の松山鮓には、鯛のほぐし身と旬のれんこんが入っています。松山の味をいただきましょう。

今日は、『安全な運搬の仕方』について、お話をします。
クラスの給食を安全に教室まで運ぶ時ために、気を付けてほしいことが三つあります。
① 食缶やお盆などを持って、走らないようにしましょう。
② 二人で運ぶ時は、食缶などが傾かないように高さをそろえましょう。特に、階段を上がる
時は、同じペースで進みましょう。
③ 教室の配膳台に物がないことを確認して、静かに乗せましょう。
けがをしないためにも安全な運搬になるように気を付けましょう。