今日は、『食事のあいさつの大切さ』について、お話をします。
食事をする時に、いただきますやごちそうさまのあいさつをしていますか。いただきますやごちそうさまには、いろいろな意味が込められています。
いただきますは、料理の食材となった自然の恵みや命をいただくことへの感謝を表すものです。そして、ごちそうさまは、料理を作ってくれた人だけでなく、お米や野菜を作ってくれた人 、魚をとる人などたくさんの人がかかわって食事ができることへの感謝を表すものです。
たくさんの人に感謝しながら、給食をいただきましょう。
今日は、『入学、進級のお祝いの行事食』です。
松山には、昔から祝い事や訪問客をもてなす際に、ちらし寿司を作る慣わしがあります。白身魚を入れてわかした合わせ酢ですし飯を作 り、瀬戸内でとれた魚をちりばめた松山鮓は、その中でも最高のおもてなしでした。
正岡子規は、母親が作った松山鮓が故郷の味であり、愛する松 の大切な思い出のひとつとして、この郷土の味に関する俳句を数多く残しています。その中のひとつに、「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」という俳句があります。
今日の給食では、入学、進級のお祝いに『松山鮓』が出ています。郷土の味を味わっていただきましょう。
今日は、『きなこ』について、お話をします。
きなこは、大豆を炒って皮をむき、挽いた粉です。加熱することで、大豆の臭みがとれて、特有の香ばしい香りになります。
歴史は古く、奈良時代には大豆を粉 にしたものが食べられていたと言われています。その後、和菓子作りが盛んになった江戸時代に、庶民にも広がり、食べられるようになったそうです。
きなこのもとになる大豆は、「畑の肉」とも呼ばれ、質のよいたんぱく質が豊富です。体に必要な栄養素のうち、ビタミンC以外の栄養素が含まれている栄養バランスの優れた食品です。
今日は、『きなこ』と大豆を使って、きなこ豆にしました。よくかんでいただきましょう。

今日は、『きまりを守って当番の仕事をする』について、お話をします。
給食当番では、次の決まりを守って仕事をすることが大切です。
① 服の繊維や髪の毛などが給食に入らないように、エプロン、帽子、マスクをきちんと身に付けましょう。
② きれいな手で衛生的に配膳するために、石けんを使って、手をよく洗ってから、当番の仕事をしましょう。
③ 給食受け室前の展示食の量は、小学校は3年生から4年生の分量が配膳されています。それを目安に配膳する量を決めましょう。
給食当番の人は、これらのきまりを守って仕事をするようにしましょう。
米粉パン
牛乳
クリームスープ
春キャベツのサラダ
小煮干しの磯香揚げ
今日 は、『春キャベツ』について、お話をします。
春キャベツの旬は、3月から5月で、主な産地は、千葉県、神奈川県、愛知県です。
ここでクイズです。春キャベツの中の色は何色でしょう。
① 黄緑色 ② 緑色 ③ 黄色
答えは、①の黄緑色です。
全体が丸い形で中は黄緑色をしており、葉の巻きがゆるく、みずみずしく甘いのが特長です。
今日は、『春キャベツ』をサラダにしました。味わっていただきましょう。

ごはん
牛乳
豆腐の五目あんかけ
切り干し大根の中華サラダ
今日 は、『カルシウム』について、お話をします。
体にとって必要不可欠な栄養素で、そのほとんどが歯と骨に存在します。その他にも、血液や筋肉、神経の中でとても大切な働きをしています。
日本人は、残ながら不足 している傾向にあります。特に成長期のみなさんは、大人より多くをとらなければいけません。給食で毎日牛乳をとっている一番の目的は「カルシウム」の補給です。牛乳や乳製品だけでなく、魚介類、大豆製品、野菜類、海藻などいろいろな食品からとることができます。牛乳1本だけでは、1日に必要な量の3分の1にもなっていないので、成長期のみなさんは他の食品からもしっかりとることがとても大切です。
今日の給食では、大豆製品の豆腐 、切干大根に多く含まれています。しっかり食べて体の成長を助けましょう。

パン
牛乳
ミートスパゲッティ
しょうゆドレッシングサラダ
今日は、『玉 ねぎ』について、お話をします。
クイズです。玉ねぎは、次のうち、どの部分を食べているでしょう。
① 根 ② 茎 ③ 葉
正解は、③ 葉 です。
みなさんが食べている玉 ねぎは、葉の根元がふくらんだ部分です。
松山市でも、北条地区で栽培が盛んに行われています。4月の給食にている玉 ねぎはすべて、松山市産の予定です。みなさんの住んでいる松山市でも、いろいろな作物が作られています。
ごはん
牛乳
沢煮わん
さばのみぞれ煮
しそひじきあえ
今日 は、『ひじき』について、お話をします。
ひじきは、昔から、日本 の食生活になじみの深い食 べ物です。
春になると柔 らかい新芽 が出てきます。生のままでは、渋みが強いので、数時間ゆでたり蒸したりして、あく抜きをしてから、乾燥 させます。乾燥したものは、水でもどすと、約7倍 から8倍くらいの量になります。
松山市では、興居島でよくとれ、松山 でとれるひじきは「まつやま農林水産物 ブランド」に認定されています。給食でも1年を通して松山ひじきが使われています。
ひじきには、成長期に必要な、カルシウムや鉄分が多く含 まれており、給食では、煮物やサラダによく使 われます。
今日はしそひじきあえです。味わっていただきましょう。
ごはん
牛乳
じゃがいものそぼろ煮
かきあげ
今日は、『毎日の食事の大切さ』について、お話をします。
毎日の食事には、次のようなよいことがあります。
① 毎日 、栄養バランスのとれた食事をすると、免疫力が高まり、風邪や病気にかかりにくくなります。
② 毎日 、決まった時間に食事をとると、生活リズムが整い、規則正しい生活習慣が身に付きます。
③ 食事を楽しむことを心がけると、体だけでなく心の健康にもつながります。
1日3食食べることは、1日の活動に必要なエネルギーや栄養素を補うだけでなく、生活リズムを整える点でも大切です。給食の献立を参考にして、主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事をとるように心がけましょう。

今日の献立は、 |
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媛麦パン |
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牛乳 |
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ポークビーンズ |
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こんぶサラダ |
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いちごジャム |
今日は、『ジャム』について、お話をします。
ジャムという言葉は、英語の押しつぶすという意味や音をたててかむという意味の言葉が変化したものです。
昔、砂糖は貴重な食べ物だったため、果物をすりつぶして、砂糖で煮つめたジャムは、王様や貴族たちの高級な食べ物だったそうです。
北ヨーロッパ地方では、年間を通して果物を手に入れにくいため、特に冬の果物の代わりとして家庭でジャムを作っていました。日本でいちごジャムの缶詰が作られたのは、明治時代に、パン食が増え始めた頃から、いろいろなジャムが作られるようになりました。
今日は、『いちごジャム』です。パンをちぎりながら、ジャムを少しずつぬって食べましょう。