朝の一コマ
2019年11月15日 12時35分
「春はあけぼの ようよう白く・・・」と枕草子(たびたびですいません。)に書かれていますが、秋のあけぼのもなかなかのものです。校舎や民家が黒いシルエットになって、東の空の白から青へのグラデーションがきれいでした。月も見えます。歌川広重の浮世絵に「月に雁」という切手にもなった作品があります。右の写真、月の左下に小さくカラスが写りこんでいます。写真では分かりにくいのですが、肉眼ではちょっと風情のある場面が見えました。月は毎日15度ずつ東に移動していきます。だんだん細くなっていく姿をしばらく観察できると思います。