~はじめてのおつかい~
2019年12月23日 11時48分松山商業高等学校地域ビジネス科2年生の生徒が、松山市の「令和元年度まちづくり提案制度(次世代育成支援事業)」に応募し、採択された「ミッション・ポッシブル~はじめてのおつかいin大街道・銀天街」が、本校の1年生~3年生25名の参加により21日(土)に行われました。この事業は、市内で一番規模の大きい繁華街で買い物をすることにより、街に活気を与えるとともに子どもたちの地元への愛着を醸成することを目指して企画されたものです。その時の様子を御紹介します。
伊予鉄山西駅と三津浜駅が集合場所。そこで、保護者の方から高校生が子どもたちを預かりました。初対面の高校生のお兄さん、お姉さんにちょっと緊張したかな。
家族に見送られながら、電車に乗って市駅を目指します。電車の中では、少し気持ちがほぐれてきたのか、楽しく会話する様子も見られました。とても良いマナーでした。
10数分で市駅到着。デパートの営業開始を待って高校生と一緒にくるりんに。楽しそうに手を振りながら回っていました。高校生ともいろんな会話をして、「仲良し度」が増したようです。ちなみに私は、まだ乗ったことがありません。高校生の中にも初くるりんの生徒がいて「怖かった」という高校生の声も聞かれました。
銀天街西の広場で保護者の方からのミッションを確認(上段左)していざ出発。励ましの言葉が、心細くなっていた子どもたちの力になったようです。基本は、子どもたちが保護者の方から渡された地図を見ながら、自力でお店を探すのですが、いざという時のために高校生たちが付かず離れず優しくサポートしてくれました。一番遠いお店は、大街道の二番町交差点付近でした。苦労した子もいたようですが、どの子も無事ミッション・コンプリートしました。
帰りの電車に乗ろうと歩いていると、赤い羽根の募金活動の前を通りかかりました。何人かの子どもたちが進んで募金をしていました。優しい心がうれしかった!(おつりがその分減っていたかもしれませんが、お許しください。)帰りの電車で感想を聞いてみましたが、口をそろえて「楽しかった。」「またやりたい。」。中には「次は、お昼ご飯も食べて帰りたい。」という子も。駅に帰ると、高校生から保護者の方へ。活動の様子などを説明して解散となりました。
1年生~3年生ということもあり、どうなるかなと心配していたのですが、高校生の細かな気配りと子どもたちの頑張りで楽しい「はじめてのおつかい」は大成功に終わったのではないでしょうか。
企画・サポートしてくださった松山商業高等学校地域ビジネス科2年生の生徒及び先生方。銀天街・大街道の商店街の皆様、ありがとうございました。