今日は、『秋まつりの行事食』です。
松山には、昔から祝い事やお客様をもてなす際に、ちらし寿司を作る慣わしがありました。にんじん、いんげん、れんこん、しいたけなどの具材を入れ、わかした合わせ酢と、瀬戸内海でとれた魚をちりばめた松山鮓は、その中でも最高のおもてなしでした。
俳人の正岡子規は、母親が作ってくれた松山鮓が故郷の味であり、愛する松山の大切な思い出の一つとして、松山鮓に関する俳句を詠んでいるので、紹介します。「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」
みなさんなら、どんな俳句が思い浮かびますか。今日の給食の『松山鮓』を食べながら、一句考えてみましょう。