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2025年2月19日 07時29分あぶたま丼 |
牛乳 |
きんぴら |
今日は、『かまぼこ』について、お話をします。
かまぼこは、3世紀頃には作られていたそうです。では、愛媛県でのかまぼこはどのように広がっていったのでしょう。江戸時代初期、仙台藩の伊達政宗の長男、伊達秀宗が宇和島藩の初代藩主になりました。仙台は、笹かまぼこが有名なところですが、伊達秀宗が仙台から宇和島に来るときに、かまぼこ職人も一緒に連れてきたという説があります。おいしくて高品質なかまぼこを作るには、鮮度の良い魚をそろえ、ていねいにさばいてすり身を作り、蒸し上げる職人の技が必要です。宇和島は魚介類が豊富にとれるので、仙台のかまぼこを再現しようとしたのかもしれません。その後、明治時代に入り、八幡浜や愛南町にその技術が伝わったそうです。松山市は、江戸時代後期、料理にかまぼこが添えられていたという記録があります。歴史がわかるとさらに味わい深く感じますね。