今日は、『豆板醤』について、お話をします。
「豆板醤」は、今から200年以上前に中国の四川省という地域で、最初に作られたみその一つです。
日本のみそは原料に大豆を使いますが、「豆板醤」はそら豆を原料として使い、塩、赤唐辛子、こうじなどを加え発酵させたものが「豆板醤」です。唐辛子のピリッとした辛さに加え、コクとうま味のある味わいが特徴です。その特徴から、麻婆豆腐やえびのチリソースなどに調味料として加えることで、より香りやうま味が強くなり、おいしく仕上がります。また、鮮やかな赤い色合いが見た目にも食欲をそそります。