今日は、『ポンカン』について、お話をします。
ポンカンは温州みかんよりやや大きく、へたの部分が少し突き出ていることが特徴です。温州みかんのように薄皮ごと食べることができるので、食べやすい柑橘の一つです。ポンカンの原産地はインドです。日本へは、中国、台湾を経由して鹿児島県に伝わったとされています。
日本国内の主な産地は、愛媛県、鹿児島県、高知県、熊本県です。収穫時期は、12月から1月頃ですが、収穫後、しばらく貯蔵されてから出荷されます。貯蔵することで皮の水分がとび、果実に弾力が出て甘みが増します。貯蔵の効果により、果肉一粒ひとつぶに果汁がたっぷりつまった食べ応えのある柑橘になります。
今が旬の地域の産物である『ポンカン』をおいしくいただきました。