
今日は、『愛媛県の味めぐり献立』について、お話をします。
石花汁は、今治市大島に伝わる郷土料理です。多くの食材が入った汁の中に熱した石を入れたときに、ぶくぶくと沸き上がった様子が花が咲いたように見えたり、入れた豆腐がくずれて花が咲くように見えたりすることから、石の花と書いて石花汁の名がついたといわれています。また、鶏肉の梅揚げには、砥部町の七折梅を使いました。
今日の愛媛県の味めぐり献立では、郷土料理や特産品を取り入れています。郷土の味をおいしくいただきましょう。

今日は、『ビーフン』について、お話をします。
ビーフンは、米からできています。米のたくさんとれるアジアの食文化から生まれました。米を麺にすることで、いろいろな料理に使うことができます。例えば、野菜や肉と一緒に炒めて食べるビーフン炒め、スープの中に入れてラーメンのように食べるビーフン汁、具の材料として使用した春巻きなどにすることもあります。日本でも食べられていて、給食でもなじみのある食材となっています。
今日は、ビーフンの中でも、平たい形のタイビーフンを使った炒め物です。野菜や肉のうまみをたっぷり吸ったビーフンをおいしくいただきましょう。
今日は、『腸内細菌とヨーグルト』について、お話をします。
私たちの腸内にはおよそ1000種類、約100兆個もの腸内細菌が住んでいると考えられています。乳酸菌やビフィズス菌のようなよい働きをする菌と黄色ブドウ球菌やウェルシュ菌のような悪い働きをする菌、どちらにも区別できない中間的な菌がいます。普段、私たちが健康でいられるのは、よい菌が悪い菌を抑えて、一定のバランスを維持しているからだと考えられています。このバランスは、食生活や生活習慣、ストレスなど様々な影響を受けて変わります。腸内環境を整える善玉菌が優勢な方が望ましく、ヨーグルトは、ビフィズス菌などの善玉菌を増やすことがわかっています。
腸内を健康に保つヨーグルトを積極的に取り入れていきましょう。

今日は、『れんこん』について、お話をします。
みなさんは、れんこんがどのように育つか知っていますか。お店では、短く切った状態で売られていることが多いですが、実は、ごぼうのように長い野菜で、泥の中で育ちます。泥の中にあるれんこんを掘り出す方法は2種類あります。一つ目は、収穫前に水田の水を抜き、熊手や鍬で少しずつ掘り出す方法で、二つ目はポンプで水をくみ上げ、水圧でれんこんの周りの泥を吹き飛ばして収穫する方法です。どちらの方法も重労働で、れんこんを傷つけないように細心の注意を払いながら行っています。
今日は、「れんこんのかき揚げ」です。感謝の気持ちをもって、旬のれんこんをおいしくいただきましょう。
今日は、『みかん』について、お話をします。
みかんの旬は、11月から3月頃です。この時期にとれるみかんは味がよく、栄養価も高くなります。みかんには、ビタミンCが多く含まれていて、かぜを予防するというのは、よく知られていますが、みかんのパワーはそれだけではありません。疲れをとったり、便秘になりにくくしたり、シミやしわを予防したりする効果もあります。
今日の給食は、太陽の光と潮風をいっぱい浴びて育った愛媛の『みかん』です。味わっていただきましょう。
今日は、『新米』について、お話をします。
みなさんは、今年、収穫された米が精米され、新米としてお店に並んでいるのを知っていますか。収穫されたばかりの新米は、水分を多く含んでいるので、みずみずしく、つやつやとした炊き上がりになります。新鮮だからこその、つやや味わい、粘り、香り、米がもつ甘みを感じることができ、これが新米のおいしさです。
給食は、11月から新米に切り替わっています。
農家の方が、一生懸命に育てた米です。感謝の気持ちをもって、新米を味わいましょう。
今日は、『ほうれんそう』について、お話をします。
ほうれんそうは、一年中採れますが、旬は冬です。冬のほうれんそうは、寒さで凍ってしまわないように、でんぷんを糖に変えて葉に集めます。そのため、とても甘くなります。この特性を利用して、わざと霜に当てて作るのが「ちぢみほうれんそう」です。また、夏より冬に収穫されたものの方がビタミンCは多く含まれています。
ほうれんそうには、鉄やビタミンC、カロテンや食物せんいなどが豊富に含まれていて、かぜなどの病気から体を守ってくれたり、皮膚を丈夫にしたり、おなかの掃除をしてくれたりします。
旬の味をおいしくいただきましょう。
今日は、『黄色のグループの食品』について、お話をします。
食べ物は、主に含まれている栄養素によって、黄・赤・緑の三つのグループに分けられます。
黄色のグループは、主にエネルギーのもとになる食品です。ごはんやパン、うどんやスパゲッティなどのめん類、じゃがいもやさつまいもなどのいも類、油やバターなどです。
これらの食品を食べていないと、遊んだり、勉強したりする力のもとをつくることがでません。毎日を元気いっぱいに過ごすためにも、黄色のグループの食品をしっかり食べるようにしましょう。

今日は、『りんご』について、お話をします。
聖書や神話にも出てくる「りんご」は、シャキシャキとした食感と甘くさわやかな酸味や香りが特長の果物です。
りんごの栽培には涼しい地域が適していて、主な産地は青森県や長野県です。愛媛県では、標高の高い久万高原町などで栽培されています。
りんごには、ビタミンCやカリウム、食物せんいなどの栄養素が多く含まれ、「りんご1個で医者いらず」ともいわれています。
旬の「りんご」を味わっていただきましょう。

今日は、『きのこ』について、お話をします。
きのこは、秋の味覚の一つです。アジアからヨーロッパ、アフリカなど広い地域で広葉樹の根本や、切り株、倒木などに発生します。日本では、明治時代に原木栽培が始まり、昭和になると暗室での菌床栽培ができるようになり、今では、1年中食べることができます。
きのこには、ビタミンB1、B2、Dやカリウム、食物せんいが豊富に含まれています。
今日のきのカレーには、ぶなしめじがたっぷり入っています。秋の味覚を味わいましょう。