
今日は、旬の食材『河内晩柑』について、お話をします。
『河内晩柑』の名前には、熊本県の河内村で発見されたので、地名をとって河内、収穫が春以降の遅い時期にとれる柑橘なので晩柑という意味があります。寒い冬でも一定以上の気温があり霜が降りない温暖な地域でしか育たないので、主な産地は愛媛県の南予地方や九州の南部になります。愛南町の生産量は、全国1位です。『河内晩柑』は、美生柑や愛南ゴールド、宇和ゴールドなど多くの呼び方があります。
『河内晩柑』は、柑橘の中でもビタミンCが豊富です。しかも、エネルギー、糖質、脂質が低いので、とてもヘルシーな果物です。
今が旬の『河内晩柑』を味わっていただきましょう。
今日は、『八十八夜』について、お話をします。
『八十八夜』とは、節分やお彼岸のように、日本独自の暦で、節分の翌日にあたる立春から数えて八十八日目の日のことをいいます。今年は、5月1日が『八十八夜』です。
これから霜が降りる心配が減り、気候が安定していくため、この日から種まきや田植えなどの農作業が忙しくなります。また、お茶は、新芽の収穫が始まり、特に『八十八夜』に摘んだお茶は上等で、この日に新茶を飲むと長生きするといわれています。
今日は、ごはんと一緒に炊き込みました。味わっていただきましょう。
今日は、『カラマンダリン』について、お話をします。
カラマンダリンは、「カラ」と呼ばれる柑橘の種類で「温州みかん」と「キングマンダリン」を掛け合わせた品種です。「春みかん」としても知られており、4月から5月が食べ頃です。オレンジのような爽やかな甘酸っぱさが特長で、木になっている期間が長いため、中身が柔らかく果汁が濃厚で甘味が強い柑橘です。皮も薄くて柔らかいのでみかんのように簡単に手でむいて食べられます。
主に愛媛県で栽培されており、生産量は全国1位です。また、愛媛県の中でも、約90%の生産量を松山市が占めていて、まつやま農林水産物ブランドに認定されています。
地元でとれた旬の『カラマンダリン』を、味わっていただきましょう。
今日は、『いか』について、お話をします。
いかは、日本人が最も多く食べている魚介類で、年中美味しくいただくことができます。そんないかは大変おもしろい生き物です。いかの足は10本ありますが、あれは足ではなく実は腕です。実際の腕は8本で、残りの腕2本は「触腕」と呼ばれており、長く伸ばして餌を捕ることができます。そしていかには、心臓が3つもあります。全身に血液を送り出すための心臓と、速く泳ぐために備わった鰓心臓と呼ばれる2つの心臓を持っています。
さらに、いかは栄養も豊富で体を作るもとになるたんぱく質が多く含まれています。また、コレステロールを減らし、心臓や肝臓の働きをよくするタウリンも多く含まれています。
今日は、『いか』をさらさ揚げにしました。よくかんでいただきましょう。
今日は、『食事のあいさつの大切さ』について、お話をします。
食事をする時に、いただきますやごちそうさまのあいさつをしていますか。いただきますやごちそうさまには、いろいろな意味が込められています。
いただきますは、料理の食材となった自然の恵みや命をいただくことへの感謝を表すものです。そして、ごちそうさまは、料理を作ってくれた人だけでなく、お米や野菜を作ってくれた人 、魚をとる人などたくさんの人がかかわって食事ができることへの感謝を表すものです。
たくさんの人に感謝しながら、給食をいただきましょう。
今日は、『入学、進級のお祝いの行事食』です。
松山には、昔から祝い事や訪問客をもてなす際に、ちらし寿司を作る慣わしがあります。白身魚を入れてわかした合わせ酢ですし飯を作 り、瀬戸内でとれた魚をちりばめた松山鮓は、その中でも最高のおもてなしでした。
正岡子規は、母親が作った松山鮓が故郷の味であり、愛する松 の大切な思い出のひとつとして、この郷土の味に関する俳句を数多く残しています。その中のひとつに、「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」という俳句があります。
今日の給食では、入学、進級のお祝いに『松山鮓』が出ています。郷土の味を味わっていただきましょう。
今日は、『きなこ』について、お話をします。
きなこは、大豆を炒って皮をむき、挽いた粉です。加熱することで、大豆の臭みがとれて、特有の香ばしい香りになります。
歴史は古く、奈良時代には大豆を粉 にしたものが食べられていたと言われています。その後、和菓子作りが盛んになった江戸時代に、庶民にも広がり、食べられるようになったそうです。
きなこのもとになる大豆は、「畑の肉」とも呼ばれ、質のよいたんぱく質が豊富です。体に必要な栄養素のうち、ビタミンC以外の栄養素が含まれている栄養バランスの優れた食品です。
今日は、『きなこ』と大豆を使って、きなこ豆にしました。よくかんでいただきましょう。

今日は、『きまりを守って当番の仕事をする』について、お話をします。
給食当番では、次の決まりを守って仕事をすることが大切です。
① 服の繊維や髪の毛などが給食に入らないように、エプロン、帽子、マスクをきちんと身に付けましょう。
② きれいな手で衛生的に配膳するために、石けんを使って、手をよく洗ってから、当番の仕事をしましょう。
③ 給食受け室前の展示食の量は、小学校は3年生から4年生の分量が配膳されています。それを目安に配膳する量を決めましょう。
給食当番の人は、これらのきまりを守って仕事をするようにしましょう。
米粉パン
牛乳
クリームスープ
春キャベツのサラダ
小煮干しの磯香揚げ
今日 は、『春キャベツ』について、お話をします。
春キャベツの旬は、3月から5月で、主な産地は、千葉県、神奈川県、愛知県です。
ここでクイズです。春キャベツの中の色は何色でしょう。
① 黄緑色 ② 緑色 ③ 黄色
答えは、①の黄緑色です。
全体が丸い形で中は黄緑色をしており、葉の巻きがゆるく、みずみずしく甘いのが特長です。
今日は、『春キャベツ』をサラダにしました。味わっていただきましょう。