10/15

2025年10月15日 13時44分

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 今日は、『梨』について、お話をします。

 梨は、果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたといわれています。現在のような甘みが強く、果肉の柔らかい梨は、明治時代以降に発見されたり品種改良されたりしたものになります。

 9月に食べた梨は豊水でしたが、今日の梨は、新高です。梨の中でも遅い時期に収穫され、今、旬を迎えています。新潟県と、高知県の梨をかけあわせてできたため、県名の頭文字をとって「新高」と名付けられました。

 新高の特長は、梨の中でも一番大きく重さもずっしりしているところです。また、果肉は柔らかく果汁がたっぷりで、甘みが強く、酸味が少ないです。

 今が旬の新高を味わっていただきましょう。

10/10

2025年10月10日 13時44分

10月10日

 今日は、『目の愛護デー』について、お話をします。

 人は体の外から受ける情報の80%は目から入るといわれるほど、人にとって目はとても大切なものです。10月10日の1010を横に倒すと眉毛と目に見えることから、目の健康を守ろうと目の愛護デーがつくられました。

 目の健康によい栄養素として、ビタミンAとアントシアニンがあります。ビタミンAは、目の粘膜を健康に保ち、不足すると暗いところで目が見えにくくなったり、目が乾燥したりします。にんじんやかぼちゃ、うなぎ、レバーなどに多く含まれています。アントシアニンは、目の疲れや視力の回復に効果があり、視力の低下を防ぎます。なすやブルーベリー、黒豆などに多く含まれています。

 今日は、ブルーベリージャムを食べながら目の健康について考えてみましょう。

10/9

2025年10月9日 13時43分

 写真がありませんが、みんなおいしくいただきました。

 今日は、『給食に使われている食品』について、お話をします。

 給食では、特産品や旬の食材を取り入れた献立づくりをしています。特産品は、地域で特に盛んに生産される品物のことです。旬とは、食べ物が一番おいしくて栄養がたっぷりな時期のことです。

 今日の給食では、生産量日本一を誇るはだか麦が入った「もち麦ごはん」、そして、旬の食材のさといもを使った「けの汁」です。

 おいしくいただきましょう。

10/8

2025年10月8日 13時43分

10月8日

 今日は、『鮭』について、お話をします。

 みなさんは、鮭がどのような一生を過ごすか、知っていますか。

 鮭は、秋に川で卵を産みます。産み付けられた卵はそのまま川で冬を越し、春になると赤ちゃんが生まれてきます。生まれた赤ちゃんのおなかには、栄養の袋がついていて、その栄養で育ちます。袋の栄養がなくなる頃には、川を泳ぎながらえさを食べるようになり、その後、少し大きくなると川から海へ旅に出ます。海では、いろいろな魚や生き物を食べながら、2年から5年かけて大きく育ち、生まれた川に戻ってきて、卵を産んで一生を終えます。

 たくさんの旅をして、生まれた川に戻ってくるなんて不思議ですね。今日は「鮭フライ」です。味わっていただきましょう。

10/6

2025年10月6日 17時42分

10月6日

 今日は、『秋祭りの行事食』です。

 秋祭りは、米や野菜など食べ物がたくさんとれたことに感謝し、田の神様をもてなす行事です。神社から神輿が出たり、獅子舞いを奉納したり、地域によって神様のもてなし方は様々です。

 松山では昔から祝い事や客をもてなす時に、ちらし寿司を作る習慣がありました。魚のだしのうま味をいかした甘めの酢飯と、瀬戸内の魚や野菜を混ぜ込む松山鮓は、最高のおもてなしでした。秋祭りには、神様に感謝の気持ちを込めて松山鮓を作り、お供えしてから食べていたようです。

 今日の松山鮓には、鯛のほぐし身と旬のれんこんが入っています。松山の味をいただきましょう。

10/3

2025年10月3日 13時42分

10月3日

 今日は、『安全な運搬の仕方』について、お話をします。

 クラスの給食を安全に教室まで運ぶ時ために、気を付けてほしいことが三つあります。

 ① 食缶やお盆などを持って、走らないようにしましょう。

 ② 二人で運ぶ時は、食缶などが傾かないように高さをそろえましょう。特に、階段を上がる

  時は、同じペースで進みましょう。

 ③ 教室の配膳台に物がないことを確認して、静かに乗せましょう。

 けがをしないためにも安全な運搬になるように気を付けましょう。

 

10/2

2025年10月2日 13時41分

今日は、10月2日『中秋の名月』について、お話をします。

 中秋の名月は、満月に近い月が、1年で1番明るくきれいに見える日で、この日にお月見をします。今年は10月6日です。

 平安時代のお月見は、貴族が宴を催すなど優雅なものでした。江戸時代に庶民にも広がり、お月様に秋の収穫物を供え、名月を鑑賞しながら実りに感謝するようになりました。愛媛県では、河原で、その年に採れた里芋を使っていもたきを作り、月を見ながら、家族や地域の人たちみんなで鍋を囲む風習があります。

 給食では、里芋の他に、鶏肉、油揚げ、こんにゃく、にんじん、しいたけを使ったいもたきにしました。味わっていただきましょう。

10/1

2025年10月1日 13時33分

10月1日

 今日は、『食事にふさわしい環境』について、お話をします。

 食事をおいしいと感じるには、料理がおいしいだけではなく、食べる環境がとても大切です。机の上や周りがちらかっていると、気持ちよく食事をすることができません。

 給食の準備をするときは、まず自分の机の上を片付けます。次に、机の周りを確認します。えんぴつや消しゴム、ごみが落ちているときは、きれいに片付けましょう。

 給食当番の人は、決まりを守って協力して配膳しましょう。当番でない人は、窓を開けて空気の入れ替えをし、静かに待ちましょう。

 みんなで気持ちよく食べられるように、一人ひとりが考えながら教室の環境を整えましょう。

9/30

2025年9月30日 13時36分

9月30日

 今日は、『納豆』について、お話をします。

 納豆は、私たちの身近にある伝統的な発酵食品です。みそやしょうゆ、ぬか漬けやキムチ、チーズやヨーグルトも同じ発酵食品の仲間です。

 納豆は蒸した大豆に納豆菌を加え、発酵させた食品です。発酵することで、消化がよくなります。

 また、納豆菌によって、成長に必要なビタミンB2が茹でただけの大豆より約6倍に増えるほか、骨を丈夫にして、骨粗しょう症を予防するビタミンKなどが増えます。このように納豆は、栄養豊富な食品です。

 今日の納豆も味わっていただきましょう。

9/29

2025年9月29日 13時35分

9月29日

 今日は、『献立にふさわしい盛り付け』について、お話をします。

 配膳をする時は、次のことに気を付けましょう。

 ごはんは、じゃもじで切るようにほぐし、2~3回に分けてよそいます。

 汁物は、お玉で食缶の中の汁を静かにかき混ぜてから、具材が偏らないようにお椀につぎます。

 おかずは、トングやサーバーを使って、一人分ずつ配膳します。お皿やお椀のふちから、おかずがはみ出ないようにつぎましょう。

 給食の盛り付けは、見た目の美しさだけでなく、食べる人の気持ちや食欲にも影響します。食べる人の気持ちになって、配膳しましょう。