
あぶらげごはん |
牛乳 |
かに玉汁 |
ホキのから揚げ |
ごまあえ |
今日は、『福井県の味めぐり』です。
福井県は、昔から仏教、特に浄土真宗の信仰が熱心なところです。仏教 行事の昼食に振る舞われた料理の一つに「あぶらげごはん」があります。福井県のあぶらげは、油揚げの仲間ですが、大きくてずっしりと重さがあるのが特長です。その大きさは赤ちゃんの顔くらいあり、厚揚げより厚さがあります。1時間ほどかけて揚げるので、表面はパリッと香ばしく、中はふんわりとやわらかくなっています。コクのあるあぶらげを小さく切ってごはんと炊き込んだのが「あぶらげごはん」です。
また、福井県の若狭湾は複雑な潮の流れがあり、カニの漁場として有名です。そこで獲れるズワイガニは、越前ガニと呼ばれています。
「あぶらげごはん」と「かに玉汁」で、福井県の味を楽しみましょう。

今日は、『好き嫌いなく食べることの大切さ』について、お話をします。
みなさんは、好き嫌いなく、食べていますか。
給食1食分は、みなさんが1日に必要な栄養素のおよそ3分の1以上がとれるように、作られています。また、不足しやすいカルシウムやビタミン類については、1日に必要な量の半分以上がとれるように、考えられています。
じょうぶな体をつくるためには、好き嫌いをせず、いろいろな食べ物をバランスよく食べることが大切です。苦手なものでも少しずつ挑戦してみましょう。

夏野菜カレー |
牛乳 |
茎わかめのサラダ |
のむヨーグルト |
今日は、『旬の「夏野菜」を生かした献立』です。
「夏野菜」には、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、オクラ、とうもろこし、かぼちゃなどがあります。夏の太陽の光をたっぷり浴びて、ぐんぐん育った夏野菜は、おいしいだけでなく、体に良い働きがあるので二つ紹介します。
一つ目は、カロテンやビタミンCなどの栄養素がたくさん含まれているので、夏バテを予防します。
二つ目は、水分をたくさん含んでいるので、食べると水分補給ができます。また、体の余分な熱をとって、ほてった体を冷やしてくれます。
今日の「夏野菜カレー」には、かぼちゃ、なす、オクラが入っています。しっかり食べて暑い夏をのりきりましょう。

豚玉丼
|
牛乳 |
大豆と小煮干の揚げ煮 |
今日は、『食べ物の働き』について、お話をします。
みなさんは、なぜ食事をするのか知っていますか。食事をすると、必要な栄養素が体に入ってきます。栄養素には、主に「熱や力のもとになる」黄のグループの食べ物、主に「血や筋肉や骨をつくる」赤のグループの食べ物、主に「からだの調子をととのえる」緑のグループの食べ物があります。
健康な体をつくるために、いろいろな食べ物を組み合わせて食べるようにしましょう。

黒糖パン |
牛乳 |
中華コーンスープ |
えびのチリソース |
メロン |
今日は、『メロン』について、お話をします。
メロンの旬は5月から8月頃です。今日は、おいしいメロンの選び方を紹介します。
① きれいな丸い形のもの
② 底が少し弾力のあるもの
③ ずっしりとした重みがあるもの
④ 網目が細かく盛り上がっているもの
の四つです。お店でメロンを見かけたら、メロン同士、見比べてみてください。
また、メロンにはいろいろな種類があり、果肉の色で三つに分けることができます。アムスメロンやタカミメロンのような、淡い緑色をした果肉の青肉種、夕張メロンやクインシーメロンなどのオレンジ色をした果肉の赤肉種、ホームランメロンやグランドールのような白色をした果肉の白肉種があります。
今日のメロンは、青肉種の『タカミメロン』です。おいしくいただきましょう。

今日は、『さやいんげん』について、お話をします。
さやいんげんは、江戸時代に中国から伝えられました。ゆでたり炒めたりするだけでなく、冷凍食品としても保存ができ、世界中で食べられています。
いんげん豆の若いさやを食べる野菜で、夏が旬です。色は鮮やかな緑色で、シャキシャキとした食感が特長です。ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素がたくさん含まれています。特に、ビタミンⅭはかぜの予防や肌の健康に役立ちます。また、食物繊維にはお腹の調子を良くする効果があります。
今日は、磯煮に『さやいんげん』を入れています。味わっていただきましょう。

ごはん |
牛乳 |
鶏だんごスープ |
いかのから揚げ |
切干大根の中華サラダ |
今日は、『動物や植物のいのちをいただいていること』について、お話をします。
みなさんが、毎日食べている食べ物はどのように作られているか知っていますか。お店で加工された後の形しか見たことがないかもしれませんが、牛、豚、にわとりなどは、農場で育てています。魚は海で養殖したり、獲ったりします。野菜は畑やビニールハウスなどで生産者の方が育てています。これら全てのものに、いのちがあります。食事をするときに、「いただきます」というのは動物や植物のいのちをいただくことに対しての感謝の気持ちを表しています。
好き嫌いで食べ物を残すことは、いのちを粗末にすることになります。みなさんが口にする全てのものには、いのちがあることを忘れず、毎日の食事に感謝していただきましょう。

今日は、『たまねぎ』について、お話をします。
『たまねぎ』を切ったとき、涙が出ることがありませんか。これは、硫化アリルという刺激成分が入っているからです。目にしみるこの成分には、体に良いこともあります。硫化アリルには、血液をサラサラにし、コレステロールの代謝促進や、血管が詰まることを予防する効果があります。熱を加えると甘くなり、食べやすくなります。また、たまねぎに含まれるアリシンは、ビタミンB1の吸収を助けるので、その栄養素を含む豚肉との相性が良いといわれています。
湿度が高いと腐りやすいため、保管する際は、日の当たらない風通しの良いところに吊るすと良いです。
今日は、肉うどんと、かきあげに『たまねぎ』が入っています。おいしくいただきましょう。

今日は、『稲作』について、お話をします。
稲作とは、お米を育て収穫することをいいます。4月頃に種をまき、苗を育てます。苗が育つ間は、田んぼに肥料をまいて耕し、土と肥料がなじんだら、田んぼに水を入れ、田植えの準備をし、5月頃に田植えをします。田植えをしてからは、気候や苗の様子を見ながら、水の調整や田んぼの手入れをします。そして、8月下旬頃から稲刈りをします。お米を育てることは、毎日の管理が必要で、とても手間のかかる作業です。
こうして大切に育てた稲は、約22本に枝分かれし、大きな株に成長します。1本の穂には約70粒の米がつきます。
お米を作っている方々に感謝をして、今日のごはんも1粒1粒大切にいただきましょう。