
今日は、『ごま』について、お話をします。
みなさんは「ごま」が植物の種だということを知っていますか。日本で「ごま」がとれるのは、9月から10月ですが、とれる量は少なく、今では、ほとんどが南米やアフリカからの輸入です。
「ごま」のひと粒は小さくても、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなど栄養価に富んでいて、昔から「食べる薬」として大事にしてきました。
茶道で有名な千利休は、茶懐石料理にごま豆腐やごま和えなどをよく取り入れていました。そのため、千利休が亡くなった後でもごま料理には、「利休汁」「利休焼き」「利休揚げ」という名前が使われています。
今日は、白ごまを使ったごまあえです。味わっていただきましょう。

今日は、『暑い季節に衛生面で注意すること』について、お話をします。
9月は、暦の上では秋ですが、まだまだ暑さが続いています。気温と湿度が高くなると、細菌やカビが繁殖しやすくなり、食中毒のリスクが高まります。食べ物や飲み物が傷みやすくなるので、すぐに食べたり飲んだりしない時は、冷蔵庫に入れておくなどの注意が必要です。また、水分補給のための水筒も、毎日、清潔にしておきましょう。
暑さで食欲が落ちている人、冷たいものばかり食べている人はいませんか。栄養バランスが崩れると、体力が落ちて、ばい菌が体の中に入った時に、病気にかかりやすくなってしまいます。病気を防ぐためには、しっかり食事をとることはもちろん、身の回りを清潔にし、ばい菌の数を減らすことが大切です。
衛生面に気を付けて、暑い季節を元気に過ごしましょう。

写真に梨が写っていませんが、梨の提供はありました。
今日は、『梨』について、お話をします。
梨は、秋に収穫される果物の一つで、代表的な品種には、幸水や豊水、新高、二十世紀などがあります。今日の梨は、豊水です。
豊水の旬は、8月下旬から10月上旬で、たくさんとれるのは9月頃です。他の梨に比べて大きめで、甘みが強く、やさしい酸味があり、果汁もたくさん含まれているのが特長です。また、口に入れた時には、シャリシャリとした食感もあります。
おいしい豊水は、ふっくらと丸みがあって、皮に張りがあるものです。今が旬の豊水を味わっていただきましょう。

今日は、『魚の食べ方』について、お話をします。
魚を上手に食べるためには、「魚の置き方」と「食べる順番」が大事です。
まず、魚の置き方について説明します。魚を1匹丸ごと食べるときは、頭を左側にして、お腹が手前にくるように皿の上に置きます。今日のような、切り身の魚を食べるときは、皮目を上にして置きます。
次に、食べ順番です。先に背中側の身を、頭の方からしっぽに向かって食べます。そのあと、お腹側の身を食べます。お腹側の身には小骨があるので、はしで取り除き、骨が残っていないか注意しながら食べましょう。
自分で骨を取って食べる機会が増えると、魚をきれいに食べることができるようになるだけでなく、はし使いも上達します。家でも挑戦してみましょう。

今日は『旬』について、お話をします。
農業 技術や輸送ルートが発達して、一年中、いつでもいろいろなものが食べられるようになっていますが、本来、食べ物には「旬」があります。「旬」とは自然の中で、野菜や果物、魚介類がたくさんとれる季節のことで、食べ物によってその時期は違っています。
また、旬の食べ物はおいしいだけでなく、その季節に必要な栄養が豊富に含まれています。例えば、夏に旬を迎えるトマトやきゅうりは、水分が多く、熱中症 予防や夏バテ対策になります。その一方で、大根やほうれん草といった冬に旬をむかえる野菜は、ビタミンやベータカロテンが豊富で、体を温めたり、免疫力を高めてかぜを予防したりする効果が期待できます。
旬のものを食べることで、自然の恵みや四季の変化を感じてみましょう。

今日は、『よい姿勢で食べること』について、お話をします。
みなさんは今、どんな姿勢で給食を食べていますか。食事をするときの姿勢が悪いと、食べ物をうまくかめなかったり、のみ込みにくかったりします。では、正しい姿勢を確認しましょう。
① イスに座ったら、机とお腹の間は、にぎりごぶし 一つ分あけましょう。
② 足をしっかりと床につけましょう。
③ 背筋をまっすぐにしましょう。
④ 体はまっすぐ前を向き、食器を持って食べましょう。
今から、姿勢を見直して、よい姿勢で食べる習慣を身に付けましょう。

コーンピラフ |
牛乳 |
ミネストローネ |
鶏肉のアーモンドの青菜あえ |
今日は、『夏休みの過ごし方』について、お話をします。
もうすぐ、長い夏休みが始まります。休みが続くと夜遅くまで起きていたり、遅くまで起きていることが原因で、朝起きることができなかったり、生活リズムが乱れがちです。
夏休み中も、規則正しい生活を続けるために、次のことに気を付けましょう。
① 早寝早起きをし、生活のリズムを整えましょう。
② 1日3食、朝昼夕の食事をきちんと食べましょう。
③ 冷たいジュースやアイスクリームのとり過ぎに注意しましょう。
④ 熱中症に気を付けながら、外遊びやスポーツをして体を動かしましょう。
これらのことに注意して、夏を元気に過ごしましょう。

パン |
牛乳 |
夏野菜のスパゲッティ |
ごまドレッシングサラダ |
大豆かりんとう |
今日は、『旬の「夏野菜」を生かした献立』です。
今日のスパゲッティには、いろいろな夏野菜が使われています。その夏野菜からクイズです。トマトは、ある野菜の仲間です。それは、次のうちどれでしょう。
① かぼちゃ ② なす ③ きゅうり
答えは、②のなすです。昔、トマトは赤なすともよばれていました。トマトの赤い色はリコピンという成分で、紫外線から肌を守る効果があるといわれています。
今日の夏野菜のスパゲッティには、トマトのほかに、なす、コーン、ピーマンが入っています。旬の夏野菜を味わっていただきましょう。

わかめご飯 |
牛乳 |
なすのみそ汁 |
夏野菜のかき揚げ |
今日は、松山市でとれた「松山長なす」を使った『とれたて感謝の日』です。
松山長なすは、松山市が認定する「松山農林水産物ブランド」の一つで、40cmを超えることもある長いなすです。みずみずしく、甘みがあるのが特長です。また、やわらかく、種がほとんどありません。
なすは、インドの東部が原産といわれていて、日本へは、中国、韓国、東南アジアの三つのルートから伝わりました。古くから栽培されていたため、全国にその土地特有のおいしい品種があります。
今日は、「松山長なす」が入ったみそ汁です。松山の旬の味をいただきましょう。