10/6

2025年10月6日 17時42分

10月6日

 今日は、『秋祭りの行事食』です。

 秋祭りは、米や野菜など食べ物がたくさんとれたことに感謝し、田の神様をもてなす行事です。神社から神輿が出たり、獅子舞いを奉納したり、地域によって神様のもてなし方は様々です。

 松山では昔から祝い事や客をもてなす時に、ちらし寿司を作る習慣がありました。魚のだしのうま味をいかした甘めの酢飯と、瀬戸内の魚や野菜を混ぜ込む松山鮓は、最高のおもてなしでした。秋祭りには、神様に感謝の気持ちを込めて松山鮓を作り、お供えしてから食べていたようです。

 今日の松山鮓には、鯛のほぐし身と旬のれんこんが入っています。松山の味をいただきましょう。

10/3

2025年10月3日 13時42分

10月3日

 今日は、『安全な運搬の仕方』について、お話をします。

 クラスの給食を安全に教室まで運ぶ時ために、気を付けてほしいことが三つあります。

 ① 食缶やお盆などを持って、走らないようにしましょう。

 ② 二人で運ぶ時は、食缶などが傾かないように高さをそろえましょう。特に、階段を上がる

  時は、同じペースで進みましょう。

 ③ 教室の配膳台に物がないことを確認して、静かに乗せましょう。

 けがをしないためにも安全な運搬になるように気を付けましょう。

 

10/2

2025年10月2日 13時41分

今日は、10月2日『中秋の名月』について、お話をします。

 中秋の名月は、満月に近い月が、1年で1番明るくきれいに見える日で、この日にお月見をします。今年は10月6日です。

 平安時代のお月見は、貴族が宴を催すなど優雅なものでした。江戸時代に庶民にも広がり、お月様に秋の収穫物を供え、名月を鑑賞しながら実りに感謝するようになりました。愛媛県では、河原で、その年に採れた里芋を使っていもたきを作り、月を見ながら、家族や地域の人たちみんなで鍋を囲む風習があります。

 給食では、里芋の他に、鶏肉、油揚げ、こんにゃく、にんじん、しいたけを使ったいもたきにしました。味わっていただきましょう。

10/1

2025年10月1日 13時33分

10月1日

 今日は、『食事にふさわしい環境』について、お話をします。

 食事をおいしいと感じるには、料理がおいしいだけではなく、食べる環境がとても大切です。机の上や周りがちらかっていると、気持ちよく食事をすることができません。

 給食の準備をするときは、まず自分の机の上を片付けます。次に、机の周りを確認します。えんぴつや消しゴム、ごみが落ちているときは、きれいに片付けましょう。

 給食当番の人は、決まりを守って協力して配膳しましょう。当番でない人は、窓を開けて空気の入れ替えをし、静かに待ちましょう。

 みんなで気持ちよく食べられるように、一人ひとりが考えながら教室の環境を整えましょう。

9/30

2025年9月30日 13時36分

9月30日

 今日は、『納豆』について、お話をします。

 納豆は、私たちの身近にある伝統的な発酵食品です。みそやしょうゆ、ぬか漬けやキムチ、チーズやヨーグルトも同じ発酵食品の仲間です。

 納豆は蒸した大豆に納豆菌を加え、発酵させた食品です。発酵することで、消化がよくなります。

 また、納豆菌によって、成長に必要なビタミンB2が茹でただけの大豆より約6倍に増えるほか、骨を丈夫にして、骨粗しょう症を予防するビタミンKなどが増えます。このように納豆は、栄養豊富な食品です。

 今日の納豆も味わっていただきましょう。

9/29

2025年9月29日 13時35分

9月29日

 今日は、『献立にふさわしい盛り付け』について、お話をします。

 配膳をする時は、次のことに気を付けましょう。

 ごはんは、じゃもじで切るようにほぐし、2~3回に分けてよそいます。

 汁物は、お玉で食缶の中の汁を静かにかき混ぜてから、具材が偏らないようにお椀につぎます。

 おかずは、トングやサーバーを使って、一人分ずつ配膳します。お皿やお椀のふちから、おかずがはみ出ないようにつぎましょう。

 給食の盛り付けは、見た目の美しさだけでなく、食べる人の気持ちや食欲にも影響します。食べる人の気持ちになって、配膳しましょう。

9/26

2025年9月26日 13時35分

9月26日

 今日は、『食事による熱中症予防』について、お話をします。

 熱中症を予防するためには、主食、主菜、副菜をそろえ、不足しがちな栄養素を補給することが大切です。特に、朝ごはんをしっかり食べると、寝ている間に失われた水分やエネルギーを補給し、低下した体温を上げ、体を活動モードに切り替えてくれます。

 また、気温や湿度が高くなる夏は、エネルギーをたくさん使います。そんな夏だからこそ、水を飲むだけでなく、食事からの水分補給も大切です。

 普段の食事も給食もしっかり食べて、熱中症を予防しましょう。

9/25

2025年9月25日 13時34分

9月25日

 今日は、『旬の「はも」を生かした献立』です。

 はもの旬は、年に2回あります。1回目は、産卵の時期を迎える6月から7月です。産卵前は、あっさりとしていて、やわらかな食感です。2回目は、産卵を終えて身が細くなった後、冬に向けてエサをたくさん食べて再び太る秋ごろです。このころは、脂がのって弾力のある食感になります。

 はもには、長くて硬い小骨がたくさんあり、そのままでは食べることができません。中骨を取った後、骨切りが必要になります。骨切りは、はもの身に、皮を切らないよう細かい切れ込みを入れ、小骨を切っていく調理法です。

 今日は、「はも」を天ぷらにしました。旬の味を味わっていただきましょう。

9/24

2025年9月24日 13時34分

9月24日

 今日は、『体力の落ちる時期の食事』について、お話をします。

 暑い日が続いていますね。暑さにより体がだるくなったり、食欲がなかったりして体力が落ちている人もいるのではないでしょうか。

 体力を落とさないためにも、次のことに注意しましょう。

 ① 1日3食しっかり食べましょう。特に、朝ごはんは、1日の始まりの食事です。

 ② 冷たいものばかりとらないようにしましょう。体を冷やして胃腸の動きを弱める原因にな

  ります。

 ③ 主食、主菜、副菜をそろえましょう。暑いと、冷たい麺など炭水化物に偏った食事になり

  がちです。たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足しないようにしましょう。

 2学期を元気に過ごすためにも、これらのことに気を付けて食事をしましょう。

9/22

2025年9月22日 13時33分

9月22日

 今日は、『稲刈り』について、お話をします。

 初夏に植えた苗は、暑い夏を乗り越えぐんぐん成長し、小さな花が咲きます。その後、40日くらいで稲穂が実り、垂れて黄金色になります。それを刈り取るのが稲刈りです。台風が来る時期なので、稲が倒れないように天候に気を配りながら、晴れて稲穂が乾いている時に稲刈りをします。その後、とれた籾を脱穀して乾燥させ、精米したものが新米としてお店などに出回ります。

 最近は、令和の米騒動と言われるほど、米が足りなかったり、価格が高くなったりして米の大切さを感じることが多くなりました。自然の恵みをいただいていることに感謝して、一粒一粒を大切にしましょう。