きのこご飯
牛乳
里芋のそぼろ煮
ごまあえ
今日は、『食品ロスを考える』ことについて、お話をします。
食品ロスは、食べられるにもかかわらず、廃棄される食品のことをいいます。2019年度の国の調査では、1年間に家庭から出た食品ロスの量は、約261万トンです。これは、4人家族の家から、毎年約6万8千円相当の食品を捨てていることになります。また、スーパーでの売れ残りやレストランでの食べ残しなど、家庭以外から出た食品ロスは、年間約309万トンあり、家庭からの食品ロスとの合計は約570万トンにも上ります。これは東京ドーム9杯分以上の量で、日本人一人当たり茶わん0.8杯分のごはんの量が毎日捨てられている計算になります。
食品ロスとなった生ごみは、燃やして処理されますが、この時に二酸化炭素が排出されます。環境を守るため、食べ物は食べきってできるだけごみにしないようにしましょう。
ごはん
牛乳
高野豆腐の卵とじ
さばのみそ煮
酢物
今日は、『酢』について、お話をします。
世界最古の調味料の「酢」は、紀元前5000年頃バビロニアで作られたと考えられています。この時代、人々は干しぶどうやナツメヤシなどからお酒を作っていたという記録があり、人類の祖先が果物や穀物を蓄えている間にアルコールができ、さらに自然の酢酸菌が作用して偶然誕生したのが「酢」の起源と言われています。
日本で「酢」が作られるようになったのは4、5世紀頃で、中国から酒を作る技術とともに米酢の醸造 技術が伝えられました。「酢」が調味料として一般に広まったのは、江戸時代からだと言われています。「酢」は、健康に良いことはすっかり浸透していますが、最近は、調理に使うだけでなく「酢」そのものを飲んだりもしますね。
今日は、キャベツ、きゅうり、わかめの『酢物』をおいしくいただきました。
媛麦パン
牛乳
きのこスープ
肉団子の甘酢煮
りんご
今日は、『にんじん』について、お話をします。
にんじんは、切っても切っても濃い色をしている緑黄色野菜の一つです。土の中にできる野菜で緑黄色野菜に分類されるのは珍しいですね。にんじんに含まれる代表的な栄養素は「カロテン」です。にんじんは、英語で「キャロット」と言います。「カロテン」と似ていますね。そもそもカロテンという名前はにんじんが語源で、野菜の中でもにんじんの中にはカロテンが特に多く含まれています。カロテンは、鼻やのどの粘膜を丈夫にし、ウイルスが侵入するのを防いだり免疫 力を高めてくれます。
今日は、にんじんがたっぷり入った『キャロットスープ』をおいしくいただきました。
ごはん
牛乳
豆腐の五目あんかけ
揚げじゃがきんぴら
今日は『給食に使われている食品』について、お話をします。
給食に使われている食品は、どのように作られているか、みなさん知っていますか。松山市の学校給食では日本国内、愛媛県内、松山市内、そして外国産と様々な地域の食品が使われています。どれも、生産者の方が心を込めて作ってくださり、安全が確認されたものが使われています。学校給食では野菜一つにしても、一日に何百キロの食材が使われています。これだけ多くの食品を用意するのは、とても大変です。給食を残すことは、生産者の人たちの苦労を無駄にすることにつながります。
少しでも好き嫌いを減らして、もりもり食べましょう。
パン
牛乳
クリームビーンズ
ひじきサラダ
りんご
今日は、『ひじき』について、お話をします。
日本人は昔から海そうを上手に利用して生活してきました。「ひじき」だけでなく、海で獲れる小魚や貝、ワカメ、こんぶなどは、私たちの味覚に合っていたというだけでなく、貴重なカルシウム源だったようです。
また、ひじきやワカメなどの海そうは、乾燥して保存ができるので、新鮮な魚介類が手に入りにくい内陸部に住んでいる人達も食べることができました。特に、ひじきは、カルシウムの他に、鉄分も多く含んでいます。
今日は、この時期にぴったりの「ひじき」を使った『ひじきサラダ』をおいしくいただきました。
ごはん
牛乳
かきたま汁
豆鉄じゃこてん
即席漬
のり
今日は、『豆鉄じゃこてん』について、お話をします。
『豆鉄じゃこてん』は、普通のじゃこてんと違い、魚や小魚のすりみの他に、大豆・枝豆・ひじき・ごぼう・にんじんが入っています。これらの食材を加えることで、彩りや食感がよくなるだけでなく、栄養満点になります。
筋肉を作るたんぱく質・骨や歯をつくるカルシウムの他に、血液の材料となる鉄分やおなかの調子を整える食物繊維も含まれます。
さて、ここでクイズです。大豆は豆ですが、何色のグループの食べ物でしょうか。
答えは、たんぱく質を多く含むので、「赤のグループの食べ物」です。体を作るもとの大豆が入った『豆鉄じゃこてん』をおいしくいただきました。
黒糖パン
牛乳
中華そば
ギョウザ
ナムル
今日は、『食事にふさわしい環境』について、お話をします。
食事をおいしいと感じるには、料理がおいしいだけではなく、食べる環境がとても大切です。食事の場がちらかっていたり、テーブルがきちんと並べられていなかったりすると、おいしい食事になりません。
4時間目が終わって給食の準備をするときは、一番に自分の机の上を片付けます。そして、机の周りにえんぴつや消しゴム、ごみが落ちていないかを見てください。給食 当番でない人は、窓を開けて空気の入れ替えをします。寒い時期で窓が開けにくいと思いますが、新鮮な空気は気持ちがいいです。清潔なところで落ち着いて食べると、給食がより一層おいしくなります。みんなで気持ちよく食べられるように、一人ひとりが考えながら教室の環境を整えましょう。
ごはん
牛乳
じゃがいものベーコン煮
こんぶサラダ
小魚
今日は、『私は誰でしょうクイズ』をします。
① 私は、海の中に住んでいて、小さな魚の住み家になっています。
② 私は「海の野菜」と呼ばれ、カリウム、カルシウム、鉄などの栄養分が含まれます。
③ 私は、「サラダ」や「だし汁」に変身して、みなさんの前に登場しています。
さて、私は誰でしょう。
答え、私は「こんぶ」です。
こんぶは、私たちの食生活に必要なミネラルを、たくさん含んでいます。また、胃腸の働きも良くしてくれます。
今日は、『こんぶサラダ』をおいしくいただきました。
松山鮓
牛乳
すまし汁
若鶏のから揚げ
キャベツのおひたし
今日は、『秋祭りの行事食』です。
昔から松山では、祝い事や訪問客が来た際に、『ちらし寿司』でおもてなしをする習わしがありました。白身魚でだしをとった合わせ酢で寿司飯を作り、その中に、瀬戸内でとれた新鮮な魚や野菜を混ぜ込んだ『松山鮓』は、その中でも最高のおもてなしでした。
松山市出身の正岡子規は、愛する松山の大切な思い出の一つとして『松山鮓』に関する俳句を数多く残しています。「ふるさとや 親すこやかに 鮓の味」はその一つです。
今日の給食では、松山の伝統の味、焼いた鯛のほぐし身が入った松山鮓をいただきました。