
パン
牛乳
豆腐の五目あんかけ
バンサンスー
りんご
(622kcal)
今日は、『かぜの予防』について、お話をします。
寒い時期になると、空気が乾燥して、かぜをひきやすくなります。今日は、かぜを予防するための方法を紹介します。
まず、手洗い、うがいをしっかりすることです。ほとんどの病気の菌やウイルスは、汚れた手から、のどや鼻の粘膜を通って体の中に入ります。給食の時間の前後には、必ず手を洗いましょう。次に、食事をきちんと食べることです。好き嫌いをしたり、食事を食べなかったりすると、体に必要な栄養のバランスが崩れ、体の抵抗力が落ちます。最後に、夜は、できるだけ早く寝て、しっかり睡眠時間をとることです。
これらのことに気を付けて、かぜを予防し、元気に過ごしましょう。

ごはん
牛乳
かぶのみそ汁
ししゃもの唐揚(からあ)げ
きんぴら
(590kcal)
今日は、『かぶ』について、お話をします。
「うんとこしょ、どっこいしょ、それでもかぶは抜けません。」
「大きなかぶ」というお話のかぶは、春の七草として知られていますが、旬は春と秋の2回あります。「春もの」と呼ばれるかぶの旬は、3月から5月で、柔らかい食感が特徴です。「秋もの」と呼ばれるかぶの旬は、10月から12月で、強い甘みが特徴です。
かぶには赤いかぶや白いかぶ、大きさも大きいものから小さいものまで、いろいろな種類があります。
今日は旬のかぶが入った『かぶのみそ汁』です。味わっていただきました。

ごはん
牛乳
かぼちゃのうま煮
いかの天ぷら
ごまあえ
(649kcal)
今日は、『冬至の行事食』です。
「冬至」とは、一年で、昼が一番短く、夜が一番長い日のことです。昔は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わり、野菜が少なくなっていました。そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃが食べられていたようです。緑黄色野菜の少ない冬に、カロテンやビタミンを多く含むかぼちゃを食べ、かぜなどへの抵抗力をつけようとしていました。
今年の冬至は12月21日です。今日は、かぜなどをひかない、強い体になるようにとの願いが込められた『かぼちゃのうま煮』です。おいしくいただきました。

わかめご飯
牛乳
じゃがいもと鶏肉の煮物
コーンサラダ
チーズ
(622kcal)
今日は、『栄養バランスのよい食事のとり方』について、お話をします。
食べ物は、その働きで、3つのグループに分けることができます。
主に、ごはんやパンなどの主食は、熱や力のもとになる黄のグループの食べ物です。肉や魚、卵や大豆など、主菜になる食べ物は、血や筋肉や骨をつくる赤のグループの食べ物です。野菜やきのこ、果物は、体の調子を整える緑のグループの食べ物です。
この3つのグループの食べ物をバランスよく組み合わせて食べることで、健康な体をつくることができます。給食も、3つのグループの食べ物がバランスよくとれるように考えられています。好き嫌いせず、しっかり食べて、元気に過ごしましょう。

ごはん
牛乳
けんちん汁
かぼちゃと小煮干しのかき揚げ
磯和え
(600kcal)
今日は、『食器の返し方』について、お話をします。
給 食を食べ終わった後、自分の食器を見てみましょう。
食器に、ごはん粒などの食べ物が残っていませんか。一人が一粒残しても、学校全体でまとめると、多くの量になります。さらに、食べ残しが多くなるほど、汚れも落ちにくくなるので、食器を洗う時には、洗剤や水が多く必要になります。一人ひとりの食べ方や、後片付けの仕方を少し変えるだけで、自然や環境を守ることができます。
今日の給食から、自分にできることをしてみました。

媛麦パン
牛乳
イタリアン卵スープ
チリコンカン
紅まどんな
(628kcal)
今日は、『チリコンカン』について、お話をします。
チリコンカンは、肉、豆、野菜などをトマトとチリパウダーなどのスパイスで煮込んだ料理のことです。庶民的な料理で、19世紀中頃に、アメリカのテキサス州でレシピが考案されたといわれています。
給食では、辛さを少し抑えめにして、トマトケチャップの甘みをいかした味付けになっています。味わっていただきました。

カレーライス
牛乳
茎わかめのサラダ
紅まどんな
(698kcal)
今日は、『紅まどんな』について、お話をします。
正式品種名を「愛媛果試第28号」といいます。光センサーで、甘さ、見た目、色づき、形などが合格したものだけが「紅まどんな」という商品 名を与えられて出荷することができます。
「紅まどんな」というユニークな名前は、全農愛媛県本部が一般公募して名付けられました。「マドンナ」は、聖母マリアを意味し、その中の「ドンナ」は、イタリア語で貴婦人を表します。松山市が舞台の、夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する女性の愛称でもあります。
濃い紅色をした貴婦人のような柑橘、松山市民が憧れたマドンナのような、うるわしい柑橘として、命名されました。まるでゼリーのよう、といわれるほど、ぷるぷるとした食感の『紅まどんな』を味わっていただきました。
ごはん
牛乳
おでん
くるみあえ
納豆
(668kcal)
今日は、『ちくわ』について、お話をします。
ちくわやかまぼこ、じゃこ天などの練り物は、今のように様々な形があったわけではありません。魚のすり身を竹の棒に巻いて作ったものが一般的でした。その形が「蒲の穂」に似ていたことから「蒲鉾」と呼ばれていました。時代が進むにつれて、すり身を使った食材が多く登場し始め、区別をつけるために竹の棒を使っていること、出来上がった時の形が、輪の形をしている「竹の空洞」に似ていることから、漢字で竹の輪と書いて「ちくわ」と名付けられたそうです。
今日は、おでんにきつね色のきれいな焼き色がついた「ちくわ」が入っています。味わっていただきました。

ごはん
牛乳
すまし汁
すまカツ
即席漬
(705kcal)
今日は『スマ』についてお話をします。
スマはマグロやカツオ、サワラなどと同じ、サバ科の仲間の魚です。日本近海にはあまり生息しておらず、日本には夏から秋にかけてしか見かけません。群れを作らず、まとまって漁獲されることがない、希少な魚のため、「幻の高級魚」と言われています。
昔から養殖業のさかんな愛媛県では、スマの養殖に成功し、『媛貴海』や『媛スマ』としてブランド化し、出荷しています。このスマの特徴は、全身がマグロのトロのように脂がのっていることです。地元では刺身やタタキとして食べられているそうです。
今日は、愛媛県産のスマをおいしく食べてもらおうと、無償で提供されています。スマにパン粉を付けて油で揚げた『スマカツ』を食べて、愛媛県の魅力を再発見しました。