
ごはん
牛乳
ビーフン汁
いかのさらさ揚げ
ボイルキャベツ
今日は、『正しい手洗い』について、お話をします。
人の手の肌は、薄い膜のような油でおおわれています。手が汚れると、汚れた成分がこの油と混ざって、水洗いしただけではなかなか落ちません。そこで、石けんの出番です。ふつう油と水は混ざり合いませんが、石けんにはこの2つをくっつける力があります。
まず、油となじみやすい石けんの成分が汚れを包み込み、次に水となじみやすい成分が水とくっついて、汚れが水の力で細かく砕かれ流されることで汚れが落ちるのです。手の甲、指先、爪の間、親指のつけ根、手首を丁寧に洗って、きれいなハンカチで水気をしっかり拭いて、清潔な手で給食をいただきましょう。

ごはん
牛乳
じゃがいものみそ汁
豚肉のしょうが焼き
即席漬
今日は、『稲作』について、お話をします。
みなさんは、最近田んぼの様子を見たことがありますか。田植えが終わった田んぼでは、今、稲が青々と育っていますね。
田植えから秋に稲刈りをするまでの長い間、農家の人たちは、水の管理、消毒、肥料やりなど、たくさんの手間をかけて育てます。米という漢字を分解すると八十八と書きますが、これはお米ができるまでに88回もの人の手のかかることから由来しているそうです。
自然の恵みと、米作りにたずさわっている人の力があってこそ、おいしいお米ができます。感謝していただきましょう。

ごはん
牛乳
磯煮
小いわしのから揚げ
レモン風味漬
今日は、『3つのグループの食品のはたらき』について、お話をします。
食品は、はたらきによって3つのグループに分けられます。一つ目は赤のグループで、主に血や筋肉や骨をつくる食べ物です。肉や魚、卵、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品、海草などがあります。二つ目は黄のグループで、主に熱や力のもととなる食べ物です。ごはんやパン、麺類、砂糖、油などがあります。三つ目は緑のグループで、主に体の調子をととのえる食べ物です。野菜や果物、きのこがあります。
3つのグループの食品を上手に組み合わせると、栄養のバランスが整います。毎日の給食でもいろんな食材を使って、栄養たっぷりの献立にしています。献立表で確認してみましょう。

黒糖パン
牛乳
野菜たっぷりスープ
鶏肉のトマトソース煮
ヨーグルト
今日は、『パンや牛乳の食べ方』について、お話をします。
みなさん、パンや牛乳をどのように食べていますか。給食の最初や最後に一度にまとめて食べている人はいませんか。
パンは、ひと口に入る食べやすい大きさにちぎって、食べましょう。その際はよく噛むことが大切です。
牛乳は、一度に飲むとおなかが痛くなる人もいます。その場合は、一度に飲まず、何回かに分けて飲みましょう。
パンや牛乳はおかずと交互に食べましょう。成長期のみなさんに必要な栄養がたくさん含まれているので、残さず食べて丈夫な体をつくりましょう。

ごはん
牛乳
はちはい豆腐
ホキの緑茶衣揚げ
ボイルキャベツ
今日は、『緑茶』について、お話をします。
緑茶は、「チャノキ」の葉から作られています。チャノキはツバキの仲間で、葉は丸く1年中つやつやした緑色です。10月から12月ごろに白いツバキに似た花が咲きます。
新茶は、4月下旬から5月下旬に収穫します。摘み取った葉をすぐに蒸すか、釜で炒って加熱し、葉をもみながら乾燥させ、緑茶が作られます。愛媛県では、四国中央市新宮町や久万高原町美川、西予市宇和町などで栽培されています。
今日の給食は、緑茶を衣に使った、『ホキの緑茶衣揚げ』を、おいしくいただきました。

ごはん
牛乳
高野豆腐の中華炒め
ナムル
小魚
今日は、『よい姿勢で食べること』について、お話をします。
みなさんは、正しい姿勢で給食を食べていますか。正しい姿勢とは、いすに深く腰掛けて背筋を伸ばした姿をいいます。手に食器を持たず、ひじをついて前かがみになって食べると、格好が悪いだけでなくお腹が押さえられるので、食べたものの消化が悪くなります。食器を正しく持って食べることは、正しい姿勢につながり、体によいだけでなく、周囲の人にもよい印象を与えます。学校でも家庭でも、よい姿勢で食べるようにしましょう。

ハヤシライス
牛乳
ごまドレッシングサラダ
今日は、『ハヤシライス』について、お話をします。
ハヤシライスは、明治の初めごろに外国から伝わってきた料理です。ハヤシライスのハヤシは、英語のハッシュが語源で、肉などをこま切れにするという意味です。細かく切った牛肉と、バターで炒めた野菜をよく煮込んで、ごはんの上にかけて食べるという意味で、英語では、「ハッシュ・ド・ビーフ・アンド・ライス」という長い名前になります。これが「ハッシュド・ライス」「ハッシュ・ライス」と変化し、「ハヤシ・ライス」になりました。日本には、大正時代に食堂が多く作られてからいっきに広まったそうです。
今日は、牛肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんが入ったハヤシ・ライスを味わっていただきました。

媛麦パン
牛乳
チャンポン
大豆と小煮干しのかき揚げ
フルーツあえ
今日は、『長崎県の味めぐり』について、お話をします。
「長崎ちゃんぽん」は、豚肉や魚介類、野菜を具とした麺料理です。明治時代中頃に、中華料理店の中国出身の店主が、長崎県に住む中国人留学生に、安くて、栄養のある食事を提供したいと、故郷の料理をベースに考えだしたのが、「ちゃんぽん」の発祥とされています。
長崎県は、鎖国時代日本で唯一開かれていた港として、独自の文化を育ててきました。中でもこのちゃんぽんは当時深く関わりのあった中国の影響を受けて生み出された料理ともいえます。
具だくさんで、栄養たっぷりの長崎県の味をおいしくいただきました。

ごはん
牛乳
沢煮椀
さばのみそ煮
磯和え
今日は、『沢煮椀』について、お話をします。
沢煮椀は、昔、漁師が漁に出たときの保存食としていた塩漬けの豚肉と、野菜を使い、汁物にしたことが発祥の料理といわれています。
沢煮椀の沢には、漢字で書くと、たくさん、という意味があります。豚肉とたくさんの野菜を千切りにして煮ることが特徴の汁物です。
今日の給食には、豚肉、油揚げ、しいたけ、にんじん、もやし、たけのこ、ねぎが入っていました。