
ごはん |
牛乳 |
けんちん汁 |
さわらの竜田揚げ |
磯あえ |
今日は、『旬の「さわら」を生かした献立』です。
愛媛県で獲れるさわらは、瀬戸内海を中心に、長さ1kmにも及ぶカーテン状の網を海に入れ、数時間、潮の流れにまかせて流しながら、さわらが網にかかるのを待ちます。40年前には、年間1700tも獲れていましたが、25年前には130tまで減少してしまいました。しかし、資源管理や稚魚の放流により、6年前に年間700tまで回復させることができました。現在も資源回復に向けた取組が続けられています。
魚も大切な海の資源です。今日の給食は、さわらの『竜田揚げ』をおいしくいただきました。

ごはん |
牛乳 |
高野豆腐の中華炒め |
バンサンスー |
はるみ |
今日は、『はるみ』について、お話をします。
はるみは、ポンカンと清見の二つの品種を合わせて誕生しました。1999年11月に品種登録された新しい柑橘です。果肉の粒にハリがあり、プリプリとした食感で、甘みが強く、適度な酸味があります。濃厚でジューシーな果汁がたっぷりで、香りが良いのが特徴です。種が少なく、果肉を包む薄皮がやわらかいため、袋ごと食べることができます。
はるみは、冬の終わりから店に出回り、春を感じさせる爽やかな味と香りで、清見の血を引くことから名付けられたといわれています。東海地方から九州地方まで広い地域で栽培されており、主な産地は広島県、愛媛県、和歌山県です。
今日は旬の『はるみ』をおいしくいただきました。

ごはん
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牛乳 |
みそ汁
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いわしのかば焼き |
白菜のおひたし |
節分豆 |
今日は、『節分の行事食』です。
節分は文字通り「季節の分かれ目」という意味で、春夏秋冬すべてに節分があります。私たちが一般的に節分といっているのは、「立春」の前日です。昔の暦では、立春が新しい年を迎える日であったため、特別な季節としてお祝いされるようになりました。
節分に豆をまくのは、季節の変わり目に病気や災害などを引き起こす鬼がやって来るため、霊力が宿るとされていた大豆をまいて追い払っていたからです。豆まきの後に歳の数だけ豆を食べることで、その年が縁起の良いものになるといういい伝えもあります。
また、鬼はいわしの臭いが嫌いとされており、鬼を追い払うために、焼いて食べたり、玄関に飾ったりして無病息災を願う習慣もあります。
今日は節分の行事食で、『いわしのかば焼き』と『節分豆』をおいしくいただきました。

今日は、『ポンカン』について、お話をします。
ポンカンは温州みかんよりやや大きく、へたの部分が少し突き出ていることが特徴です。温州みかんのように薄皮ごと食べることができるので、食べやすい柑橘の一つです。ポンカンの原産地はインドです。日本へは、中国、台湾を経由して鹿児島県に伝わったとされています。
日本国内の主な産地は、愛媛県、鹿児島県、高知県、熊本県です。収穫時期は、12月から1月頃ですが、収穫後、しばらく貯蔵されてから出荷されます。貯蔵することで皮の水分がとび、果実に弾力が出て甘みが増します。貯蔵の効果により、果肉一粒ひとつぶに果汁がたっぷりつまった食べ応えのある柑橘になります。
今が旬の地域の産物である『ポンカン』をおいしくいただきました。

いよさつま
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牛乳 |
せんざんき |
緋のかぶなます |
今日は、『愛媛県の味めぐり』について、お話をします。
いよさつまは、南予地方の有名な郷土料理です。南予地方の海でとれる鯛やあじ、いわしなどの新鮮な魚の身をほぐし、麦みそとすり合わせ、それを直火であぶり、麦みその香りを引き立たせます。さらに、魚の骨でとっただし汁でのばし、うすく味をつけたこんにゃくやねぎなどを加えて、麦ごはんにかけて食べます。
緋のかぶ漬は、松山市の地場産物である緋のかぶを使った漬物です。皮は赤色ですが、切ってみると中は白色をしています。だいだいという柑橘から搾っただいだい酢に漬けると、かぶに含まれるアントシアニンという色の成分が反応し、緋のかぶ全体が鮮やかな赤むらさき色になります。
今日の給食は、地場産物を生かした愛媛県の郷土料理をおいしくいただきました。

ごはん |
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牛乳 |
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かに玉汁 |
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豚肉のから揚げ |
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チンゲン菜のおひたし |
今日は、『旬の「カニ」を生かした献立』です。
冬に旬をむかえるズワイガニは、水揚げする場所によって名前が異なります。山陰地方で水揚げされるものは「松葉ガニ」、北陸地方で水揚げされるものは「越前ガニ」と呼ばれます。また、カニの仲間には、旬が冬以外のものもあります。東京湾や瀬戸内海に生息する「がざみ」は夏に旬をむかえます。甲羅や脚に毛が生えている「毛ガニ」は、北海道を中心に生息し、1年中、水揚げされます。カニはアミノ酸を豊富に含みうま味があり、成長期に必要なカルシウムや鉄も豊富に含まれています。
今日の給食では、紅ズワイガニのほぐし身が入った『かに玉汁』をおいしくいただきました。

愛媛県産小麦のパン |
牛乳 |
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花野菜のクリーム煮 |
フレンチサラダ |
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いちご |
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今日は、『カリフラワー』について、お話をします。
カリフラワーは、ブロッコリーと同じ仲間で、小さなつぼみがたくさん集まった花蕾という部分を食べます。
サラダや炒め物、煮物やスープなど、いろいろな料理に使えます。ゆでるときは、お湯にレモン汁かお酢を入れるときれいな白さを保てたり、新鮮なものは生で食べたりすることもできます。
カリフラワーには、かぜや病気になりにくいビタミンCやカリウム、食物繊維などの栄養が含まれています。
今日の給食はカリフラワーの入った『花野菜のクリーム煮』をおいしくいただきました。

ごはん
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牛乳 |
五目煮 |
鯛の衣揚げ |
三色あえ |
今日は、『給食の歴史』について、お話をします。
1月24日から1月30日は、全国学校給食週間です。学校給食は、山形県鶴岡町のお寺の中にあった忠愛小学校で始まったのが最初といわれています。当時は、貧しい子どもたちのために、おにぎりなどが提供されていました。
大正時代以降は、子どもの栄養改善のために、炊き込みご飯や具だくさんのみそ汁などが提供されました。戦争や食糧不足で中断しましたが、外国からの食糧援助を経て再開しました。昭和29年に「学校給食法」が制定され、子どもたちの成長を支える貴重な栄養源として、時代ごとに献立も変化をするようになりました。平成17年には、「食育基本法」が定めれられ、今では、地場産物を使った地域の伝統料理や、文化を知ることができる行事食も提供されています。
この週間を通して、学校給食について知り感謝の気持ちをもって、いただきましょう。

コーンピラフ
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牛乳(ぎゅうにゅう) |
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ビーフシチュー |
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ごまドレッシングサラダ |
ポンカン |
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今日は、『給食に携わる方々に感謝すること』について、お話をします。
農業や畜産に関わる方々は、野菜や米、鶏や豚、牛などを、たくさんの愛情と手間、時間をかけて育てています。夏は暑い中、冬は寒い中、作業したり、重い物を持ったり、大変な仕事をしてくれています。また、運送業の方々はそれらを市場やお店などに運んで、私たちが食べる手助けをしてくれています。
調理場では、多くの調理員の方が朝早くからたくさんの食材を準備し、調理をしてくれています。給食を学校に運ぶために、運転手さんは、安全に気をつけながら、みなさんのもとに給食を運んでくれています。
給食にはたくさんの人が関わっています。感謝の気持ちを持って、おいしくいただきましょう。