
今日は、『ポンカン』について、お話をします。
ポンカンは温州みかんよりやや大きく、へたの部分が少し突き出ていることが特徴です。温州みかんのように薄皮ごと食べることができるので、食べやすい柑橘の一つです。ポンカンの原産地はインドです。日本へは、中国、台湾を経由して鹿児島県に伝わったとされています。
日本国内の主な産地は、愛媛県、鹿児島県、高知県、熊本県です。収穫時期は、12月から1月頃ですが、収穫後、しばらく貯蔵されてから出荷されます。貯蔵することで皮の水分がとび、果実に弾力が出て甘みが増します。貯蔵の効果により、果肉一粒ひとつぶに果汁がたっぷりつまった食べ応えのある柑橘になります。
今が旬の地域の産物である『ポンカン』をおいしくいただきました。

いよさつま
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牛乳 |
せんざんき |
緋のかぶなます |
今日は、『愛媛県の味めぐり』について、お話をします。
いよさつまは、南予地方の有名な郷土料理です。南予地方の海でとれる鯛やあじ、いわしなどの新鮮な魚の身をほぐし、麦みそとすり合わせ、それを直火であぶり、麦みその香りを引き立たせます。さらに、魚の骨でとっただし汁でのばし、うすく味をつけたこんにゃくやねぎなどを加えて、麦ごはんにかけて食べます。
緋のかぶ漬は、松山市の地場産物である緋のかぶを使った漬物です。皮は赤色ですが、切ってみると中は白色をしています。だいだいという柑橘から搾っただいだい酢に漬けると、かぶに含まれるアントシアニンという色の成分が反応し、緋のかぶ全体が鮮やかな赤むらさき色になります。
今日の給食は、地場産物を生かした愛媛県の郷土料理をおいしくいただきました。

ごはん |
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牛乳 |
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かに玉汁 |
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豚肉のから揚げ |
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チンゲン菜のおひたし |
今日は、『旬の「カニ」を生かした献立』です。
冬に旬をむかえるズワイガニは、水揚げする場所によって名前が異なります。山陰地方で水揚げされるものは「松葉ガニ」、北陸地方で水揚げされるものは「越前ガニ」と呼ばれます。また、カニの仲間には、旬が冬以外のものもあります。東京湾や瀬戸内海に生息する「がざみ」は夏に旬をむかえます。甲羅や脚に毛が生えている「毛ガニ」は、北海道を中心に生息し、1年中、水揚げされます。カニはアミノ酸を豊富に含みうま味があり、成長期に必要なカルシウムや鉄も豊富に含まれています。
今日の給食では、紅ズワイガニのほぐし身が入った『かに玉汁』をおいしくいただきました。

愛媛県産小麦のパン |
牛乳 |
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花野菜のクリーム煮 |
フレンチサラダ |
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いちご |
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今日は、『カリフラワー』について、お話をします。
カリフラワーは、ブロッコリーと同じ仲間で、小さなつぼみがたくさん集まった花蕾という部分を食べます。
サラダや炒め物、煮物やスープなど、いろいろな料理に使えます。ゆでるときは、お湯にレモン汁かお酢を入れるときれいな白さを保てたり、新鮮なものは生で食べたりすることもできます。
カリフラワーには、かぜや病気になりにくいビタミンCやカリウム、食物繊維などの栄養が含まれています。
今日の給食はカリフラワーの入った『花野菜のクリーム煮』をおいしくいただきました。

ごはん
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牛乳 |
五目煮 |
鯛の衣揚げ |
三色あえ |
今日は、『給食の歴史』について、お話をします。
1月24日から1月30日は、全国学校給食週間です。学校給食は、山形県鶴岡町のお寺の中にあった忠愛小学校で始まったのが最初といわれています。当時は、貧しい子どもたちのために、おにぎりなどが提供されていました。
大正時代以降は、子どもの栄養改善のために、炊き込みご飯や具だくさんのみそ汁などが提供されました。戦争や食糧不足で中断しましたが、外国からの食糧援助を経て再開しました。昭和29年に「学校給食法」が制定され、子どもたちの成長を支える貴重な栄養源として、時代ごとに献立も変化をするようになりました。平成17年には、「食育基本法」が定めれられ、今では、地場産物を使った地域の伝統料理や、文化を知ることができる行事食も提供されています。
この週間を通して、学校給食について知り感謝の気持ちをもって、いただきましょう。

コーンピラフ
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牛乳(ぎゅうにゅう) |
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ビーフシチュー |
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ごまドレッシングサラダ |
ポンカン |
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今日は、『給食に携わる方々に感謝すること』について、お話をします。
農業や畜産に関わる方々は、野菜や米、鶏や豚、牛などを、たくさんの愛情と手間、時間をかけて育てています。夏は暑い中、冬は寒い中、作業したり、重い物を持ったり、大変な仕事をしてくれています。また、運送業の方々はそれらを市場やお店などに運んで、私たちが食べる手助けをしてくれています。
調理場では、多くの調理員の方が朝早くからたくさんの食材を準備し、調理をしてくれています。給食を学校に運ぶために、運転手さんは、安全に気をつけながら、みなさんのもとに給食を運んでくれています。
給食にはたくさんの人が関わっています。感謝の気持ちを持って、おいしくいただきましょう。

ごはん |
牛乳(ぎゅうにゅう) |
大根(だいこん)のみそ汁(しる) |
さばのしょうが煮(に) |
磯(いそ)和(あ)え |
今日は、『さば』について、お話をします。
さばは、日本全国広い地域の海で獲ることができ、日本人になじみの深い魚の一つです。愛媛県の佐田岬で獲れる「岬さば」は、ブランドさばとして有名です。
さばは、夏に北海道沖でエサのプランクトンをたくさん食べ、秋になると産卵のために南へ降りてきます。このころに獲れるさばは、脂がのってコクが出ます。血合い肉が多く、特にビタミンB2を多く含みます。また、青魚に含まれるエイコサペンタエン酸が多く、血管を丈夫にしてくれます。
今日は、脂ののった『さば』のしょうが煮をおいしくいただきました。

今日は、『すいとん』について、お話をします。
すいとんとは、群馬県の郷土料理で、小麦粉に水を加えて、こねて、適当にちぎり団子にし、汁に入れて煮たもののことを言います。野菜や肉なども一緒に入れたり、みそ味やしょうゆ味にしたり、地域によって特色があります。また、「とっちゃなげ」、「つめりっこ」、「おつゆだんご」、「ねじっこ」など、地域によって様々な名前で呼ばれています。
今日は、すいとんのほかに、鶏肉、里芋、にんじん、白菜、大根、ねぎを入れ、しょうゆ味にした『すいとん』をおいしくいただきました。

ごはん |
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牛乳 |
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厚揚げの中華炒め |
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ぎょうざ |
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切干大根の中華サラダ |
今日は、『ノロウイルスについて知り、正しく手洗いをする』について、お話をします。
みなさんは、ノロウイルスという言葉を聞いたことがありますか。ノロウイルスは、冬場に多い食中毒の一つで、吐き気、腹痛、下痢、微熱などの症状が出ます。手指や食べ物を介して感染するため、しっかり手洗いをすることが大切です。次のことに気をつけて、手洗いをしましょう。
① 石けんをしっかり泡立てましょう。泡立てることで、汚れが落ちやすくなります。
② 手の甲や指先、手首など汚れが残りやすい部分を意識して洗いましょう。
③ 手を洗った後は、清潔なハンカチで手をふきましょう。
寒い日が続き水がとても冷たく感じますが、しっかり手洗いをし、予防をしましょう。